- Home
- あびこまち活フェス, あびじょ企画, 子育て世代, 市民のチカラまつり2021
- 体験を通して遊びながら学ぶ/cafeスコラ【市民のチカラまつり2021取材】
体験を通して遊びながら学ぶ/cafeスコラ【市民のチカラまつり2021取材】
- 2021/9/17
- あびこまち活フェス, あびじょ企画, 子育て世代, 市民のチカラまつり2021
今回「cafeスコラ」の小林恵理子さんにあびこ市民活動ステーションにてインタビューさせていただきました。
「市民のチカラまつり2021」では、午前と午後にそれぞれ「段ボールでひみつ基地づくり」と「たからもの交換っこ」の2つの企画を行う予定です。
午前の部
「段ボールでひみつ基地づくり」【要申込】
日時:9月26日(日)10:00~12:00
開催場所:けやきプラザ2階 ホール
定員:親子15組
持ち物:軍手
参加費:無料
申込先:市民活動ステーション
TEL 04-7165-4370
午後の部
「たからもの交換っこ」
日時:9月26日(日)13:00~14:00
開催場所:けやきプラザ2階 ホール
定員:15人
持ち物:交換のできるおもちゃ、洋服、絵本などメッセージを添えてお持ちください。
参加費:無料
今回はどのような企画になっているのか詳しく紹介してください
【段ボールでひみつ基地づくり】
この企画は、段ボールを使って、オリジナルの世界に一つしかないひみつ基地を親子で作ろうという内容です。子どもも大人も、それぞれに持っている自由な発想で制作を楽しんでもらえたらと思っています。一度開催したことがありますが、滑り台のある遊べる基地、展望台付きの基地、ゲームのための一人用基地などなど、思いもよらなかった楽しいひみつ基地が並び、素敵な空間が出来ました。意外と大人が熱くなりますよ(笑) そんな親の姿を見るのも、子どもたちにとっては楽しいものかもしれません。また、一からものを作る面白さ、思い描くものが形になる喜びなども感じてもらえると嬉しいです。
【たからもの交換っこ】
この企画は、子ども自身が主体になって行います。子ども達が使ってきたおもちゃや絵本など自分で大切にしていた、いわゆる「たからもの」にメッセージを添えて、他の子どもの「たからもの」と交換します。親からすると「え、そのおもちゃ要るの??」と思うことありますよね。でも大人は口出し禁止です(笑) 子どもたち同士のやりとりに任せます。初めての試みとなるため、どのくらいの子が集まってどんな雰囲気になるのかわからずドキドキですが、子どもたちの間で色々なやり取りが生まれるといいなと思っています。
企画を通して伝えたいことはどんなことですか。
「伝えたいこと」というのは実はありません。こちらが意図しなくても、子どもたちは自らの体験を通じてきっと何か感じたり学んだりしていると思います。何を感じるのかは子どもたち一人一人違いますし、それでいいと思っています。私達大人が出来ることは、子どもたちが色々な体験をする場と機会を用意することだと考えています。
小林さんの団体「cafeスコラ」について紹介してください。
「cafeスコラ」では、「子どもたちが、遊びながら、楽しみながら、学べる場づくり」を目標に活動しています。
始めた経緯は、2020年の3月末に我孫子市に引っ越してきたのですが、ちょうど新型コロナウイルスが流行し始め学校は休校になり、イベント等に参加しようとしても、やっているものを見つけることができませんでした。「ないなら自分でやるか」と思い、またやるなら自分達の子どもだけではなく、地域の子ども達も巻き込んで楽しいことをしたいと思ったのが始まりです。
最初の頃に、あびこ市民活動ステーションを訪れたことがきっかけで話を聞いてもらい、場所の提供や様々な人とつなげてもらうなど多くの面で助けて頂きました。そして2020年10月に一番最初の企画、ハロウィンイベントを実施。地域の方のご協力を得て、実際にお家を訪問してのトリックオアトリートを行いました。やりながら少しずつ形になっていき、地域の方々とコラボしながら子どもたちに体験の場を提供する、というcafeスコラのスタイルが出来ました。
cafeスコラさんが掲げている目標のもと行っているイベントは、どれも素敵で子どもたちが色んなことを感じて、考えることのできる体験になっています。
是非、お子さんと一緒に足を運んで頂きたいです。
長塚 彩乃 (インターン生)